「緊急改訂版〔原子力事故〕自衛マニュアル」、青春出版社から緊急出版

原子炉は身近にあるかも


内容紹介:

福島第一原発事故を踏まえた緊急対応版!
どこに逃げればいいのか? 安全な水・食糧は? 放射能から身を守るには? 正確な情報は?
原子炉の安全解析に従事してきたシステム安全論の第一人者が教える、すべての日本人が知っておきたい、あなたと家族を原子力災害から救う50の方法――。
本書の記述は、中立、簡潔、平易、具体的を第一とし、質問形式の個々の項目に、まず端的に答え、その詳細を併記する形式をとっています。章の構成も、事故の局面に応じて分けられており、事態の推移により手っ取り早くまずどの章を開くべきか、がすぐわかるようになっています。
緊急の状況下では、考える時間さえ惜しいことがあります。動揺もし、不安も感じることでしょう。また、憶測、流説に踊らされることが危険であることはいうまでもありません。
一方、あなたが慎重によく考えれば“おそらくこうだろう”と思いつけることもあるでしょう。が、それもまた一般人の推測であることは否めません。“いざ”という時こそ、しっかりした裏づけのある、明快な行動の指針が手元に必要なのではないでしょうか。
その指針を得るため、原子力の安全管理の問題に長くたずさわり、システム安全論を専門とされている桜井淳先生に監修いただいています。
ただし、本書は、専門書のような“そもそも原子力事故とは…”とかしこまって勉強するためのものではありません。
収録した一項目一項目は、実際に起きた原子力事故の直後、一般市民から発せられた疑問・質問をもとに、“その時その場で一番知りたいこと”を集約したものとなっています。
たとえば、
 ・事故現場から何キロ以内だと危ない?
 ・必ずチェックすべき天気予報の重要項目とは?
 ・安全な水と食糧はどこで判断する?
 ・逃げ込むならどんな建物が安全か?
 ・屋内退避したら、まず第一にすべきことは?
 ・避難する場合どんな服装がいい?
といった、すぐに気になる重要事項はもちろん、
 ・外に干している洗濯物はどうする?
 ・自宅退避中、冷暖房は使ってもいいか?
 ・移動するなら夜と昼どちらがいい?
 ・もしクルマの中で事故発生を聞いたら?
 ・事故の後に雨が振り出した時は?
 ・母乳と粉ミルクどちらが安全なの?
といった、その状況になって、初めて私たちが切実に思い当たるものが多数あります。
このサイトでは収録されている全項目を掲載しました。そちらもご参考にしていただければと思います
判型は、コンパクトで保管・携帯にも場所をとらない新書サイズになっています。
監修者紹介:
桜井 淳  さくらい きよし
1946年、群馬県生まれ。理学博士・物理学者・技術評論家。東京理科大学大学院修了。
76年より日本原子力研究所で炉心安全解析に、84年から88年まで原子力発電技術機構・原子力安全解析所で原子力発電所の安全解析に従事。
現在、システム安全論を中心に、中立公平な視点から問題の核心を突く論説で、テレビや新聞、雑誌で活躍。






原子力事故に関する話題の書籍

この記事へのコメント

無管心首相
2011年04月27日 13:08
原発関連の本をいろいろ読んだけど、これは呆れました。
まだレビューのない時点でこの本を買ってしまったことを後悔しました。

基本的に正確な論拠なき原発肯定、政府寄り、電力会社寄りの内容です。
保安院の発表が正確なのでここから情報を得るように、というくだりでは失笑してしまいました。
誰でも知ってるとおり政府や保安院の発表が信用できない状況ですよ。

放射能についてエアコンのフィルターの記載も「?」というお粗末さ。
「大丈夫なの?そうじゃないの?どっち?」という雄叫び上がりそうです。

原発関連の知識を得るために、もしこの本を買ってしまっていたら、
ぜひ「原子炉時限爆弾:大地震におびえる日本列島」(広瀬隆)を併読されることを
おすすめしたい。

福島以前は、御用学者達からさんざん非難されていたようですが、
原発のシステムだけでなく、地震がなぜ起きるのか大陸の成り立ちから詳細に記述した内容で、
さまざまな知識が得られると思います。
同時にどこに日本の原発の問題があるのかも自然と把握でき、いかに国や電力会社が
国民の安全を無視してきたかも知る事ができます。
あかん内閣
2011年04月27日 13:08
の本に関わらず、書籍に最新の、リアルタイムな情報を求める事など、他のどんな書籍にでも不可能です。
最新の情報とは?自らが取得する現地での情報→ネット情報→テレビ報道→新聞→週刊誌なのでは?

この本のタイトル通り、自衛マニュアルな内容となっており、散々TV報道された内容の他にも、改めて再確認する事に意義があるであろう事にも触れられています。

今回の震災において、未曽有の大災害に備える、防災に対する正しい知識を得る、正しい情報を取得するに当たり、この書籍だけでなく、落ち着いて冷静に関連書籍を読む事は悪い事ではないと思います。

少なくとも、ネットの情報を漁るだけ漁り、素人が、あたかも全て知っているかのように拡散させる情報よりは、このような書籍も読んでみて、色々な知識を蓄える事も重要かと思います。

この書籍に限って言えば、あくまで自衛マニュアルです。
現在までに報道されて来た情報が正確だと判断するのか、ネット情報に重点をおくのか、色々な分野を参考に知識を深めるのか、それは、あなた次第。

いきなり難しい専門書を読んで理解した振りをするより、誰が読んでも解り易いような本が一家に一冊あっても良いんじゃないかと。
この書籍は、価格やサイズ的にも一家に一冊あっても良いんじゃないのかな?な一冊です。

現在の報道よりも専門的かつ詳しい情報を求める方々は、ネット情報なり、専門書籍の購入をおすすめします。
2011年04月27日 13:09
被災したとき、実際には必要な情報が手に入らないことが恐い。
関東・東北大震災では、他の地域ではネットもテレビも大量の情報を流したが、肝心な被災地では電気もなく、電波も届かず、ネットも新聞も電話も頼りにならなかったことが、後から報道された。
そんな緊迫した状況下で、自分の頭だけですぐに正しい判断が下せるだろうか、危険が迫り、不安の中で、それもシロウトの自分が…
自分が勤務中で職場にいるとき、自宅の家族はそれができるだろうか…
本1冊にまとめられることだけでどんな場合も十分とは、もちろん思わない(そもそもそういう問題ではないだろう)が、この本では、とにかく、いざ直面したときに真っ先に気になるだろうことがよく絞り込んで拾われていて、わかりやすく直接的に示してある。
使うことなどないほうがいいが、小さい新書判であるし家の防災袋に入れておくことに決めた。
原発は日本で17箇所、200キロ圏だと、完全圏外は県は沖縄県だけ。研究用の原子炉なども含めるともっとあり、神奈川県や大阪にもある。

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